【グリーンマイル】
『グリーンマイル』(The Green Mile)は、1999年のアメリカ映画。ジャンルはドラマ。
上記の小説を原作とする。トム・ハンクス主演。フランク・ダラボン監督。2000年のアカデミー賞では音響・脚本・作品賞、マイケル・クラーク・ダンカンはアカデミー助演男優賞にノミネートされた。日本での公開は2000年3月25日。
1999年公開の感動作。
2000年のアカデミー賞では、脚本・音響・作品賞を受賞している。
【概要】
形式としては主人公のポール・エッジコムが1992年に老人ホームで友人のエレインに60年以上前の話を聞かせるといった形となっている。
主な舞台は回想の1932年だが、この時代はコールドマウンテンの刑務所において未だに死刑に電気椅子が使用されていた時代であり、また恐慌時代で多くの人が就職難に苦しんでいたため、職を失うことを現代よりも恐れているといった設定になっている。事実、コールドマウンテンはノースカロライナ州に属する都市だが、ノースカロライナ州では電気椅子による死刑は廃止されている。
予告編では、スティーヴン・スピルバーグが「途中で堪えきれずに、4回号泣してしまった」とコメントしていた。
日本では2000年の興行収入ランキング2位になるなど、大ヒット作品となった。
老人ホームでの回顧シーンから始まる物語。
1932年のコールドマウンテンの刑務所を舞台に展開するストーリーである。
あのスピルバーグが4回も号泣してしまったという。
日本では2000年に公開され、大ヒットとなった。
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【あらすじ】
20世紀末、刑務所の看守主任だったポールが、60年前の出来事を回想する形で物語が始まる。
1932年、アメリカの刑務所。死刑囚監房で看守を務めるポールのもとに、一人の大男が送られて来る。双子の少女を強姦殺人した罪を持つ死刑囚ジョン・コーフィは、その風貌や罪状に似合わないほど弱く、繊細で純粋な心を持っていた。これと同時期に、知事の妻の甥であるパーシーが看守となり、傲慢な態度で他の看守たちから嫌われる存在になる。
ある時、コーフィは局部を掴んだだけでポールの重い尿路感染症を治してしまう。その後も、コーフィはデルことエデュアール・ドラクロアが飼っていたネズミ、Mr.ジングルスがパーシーに踏みつけられて瀕死の状態を救った。これを見た看守たちは「コーフィは不思議な力を神から授かった特別な存在なのでは」と考え始める。同時にポールは、コーフィが電気椅子に送られること、それを行う自分たちは大きな過ちを犯しているのではないかと悩む。
双子の女の子を殺してしまった罪で収監されてくる「ジョン・コーフィー」
大柄な体躯とは裏腹に繊細で純真な心を持っている。
知事の妻の甥である「パーシー」という嫌な奴が看守となり、配属される。
この人物が、物語の鍵を握っている人物で、本当は気が小さいくせに卑怯で傲慢な奴で、他の看守たちからも嫌われているのだった。
電気椅子の死刑執行の際も、興味本位でわざと水分を含ませずに電極を取り付けて死刑囚を苦しませてしまうという非道な事まで行ってしまう。
「ドラクロア」という囚人が大事に飼っていたネズミのMr.ジングルスも、パーシーが足で踏みつぶしてしまう。
「コーフィー」は不思議な力を持っており、瀕死のMr.ジングルスを蘇らせるのであった。
尿路感染症で苦しんでいる看守の「ポール」の疾患も不思議な力で治してしまう。
ここからは、ネタバレになるので書かないけど、この物語も「勧善懲悪」なストーリーで、最後に悪い奴が懲らしめられるという王道の作品と言えますね!
本当によく出来たストーリーで、さすがは「スティーブン・キング」といった感じ。
不朽の名作で、何回見ても感動させられる洋画となっています!
■主なキャスト
ポール・エッジコム(トム・ハンクス)
ジョン・コーフィー(マイケル・クラーク・ダンカン)
ブルータス・ハウエル(デビット・モース)
ディーン・スタントン(バリー・ペッパー)
ハリー・ターウィルガー(ジェフリー・デマン)
パーシー・ウェットモア(ダグ・ハッチソン)
ウィリアム・ウォートン(サム・ロックウェル)
エデュアール・ドラクロア(マイケル・ジェッター)