最初は期待していたが、これが本当の姿なのだろう、、、中日ドラゴンズ。
色々、やり繰りはしているようだが、悲惨すぎて見ていられない。
いくら、監督が「勝ちに対する執念」を見せても、選手個々に力や能力が無いのでどうしようもない。
結局、やるのは選手なので、、、
打線も毎日コロコロ変えて、監督も必死なのは分かるが、ここまでいじくられては選手も白けているのではないだろうか?
立浪監督も「トップの位置」がどうのこうの、、、なんてよく指導しているけど、おそらく理論的には合ってはいると思うが、例えば「立浪和義」が8人ラインアップに並んでいてもチームは勝てないのではないだろうか?
それぞれに合うバッティングフォームがある筈で、かえって選手が混乱してしまったような気がしてならない。
単純に、指導しても出来ない選手が多かったというレベルだったのだろうが。
勿論、選手たちも必死なのだろうとは思うし、予期せぬ故障者が続出しているのも誤算だったのだろう、、、
「石川昴弥」にしても、去年も骨折していたし、結局、大選手になる人っていうのは体も強いから、大きな怪我とかしないというのも大事な条件だと思う。
「無事これ名馬」という言葉があるように、大物になるような選手は大きな怪我はしないと思う。
そういう点では、石川は残念ながら、そこからは外れているのかもしれない。
「ビシエド」にしても、これまであまり大きな怪我とかなく、成績はともかく、試合には出続けてくれる選手であったが、今年はこんな事になってしまった。
真面目な選手らしいので、そんな事はないとは思うが、よくある外国人選手の「複数年契約の弊害」のような気がしてならない。
確か、3年11億円もの大枚をはたいてしまったようなので、ハングリーさが無くなって、「まあ、こんなもんでいいだろう」的な心境になってしまっているのでは?
そんなに必死に頑張らなくても、3年間11億円が補償されているのである。
投手陣は良かった中日ドラゴンズだが、さすがにここ数年の勤続疲労が全体的に広がっているような感じである。
特に、与田監督時代に大してチーム成績も良くないくせに、先発陣も中継ぎ陣も酷使され過ぎた反動が来ているのではないだろうか?
与田監督もまるで優勝を狙っているかのような無理強いを、投手陣にしていたような気がしてならない。(ほぼBクラスだったくせに、、、)
後は、はっきり言って「落合英二」ピッチングコーチもすごい!みたいな目で見られているが、果たして本当にそうなのだろうか?
素人の目から見ても疑問符が付くような采配も感じられるのだが、、、
まあ、成績も悪くなってくると色々なアラが見えてくるものなのかもしれない。
立浪監督にしても、中村紀洋コーチの1・2軍入れ替え事件や、根尾に対する、場当たり的なポジションのたらい回しなど、成績を伴わないと叩かれる事が多くなってくるのだろう。
髭禁止だった筈なのに、「祖父江」が2軍落ち前にはまた髭を生やしてたりとか、方針がブレブレに見えてしまうのだ。
結局、これが中日ドラゴンズの本性なのである。
馬脚を露しはじめただけのことで、、、
他球団の2軍クラスで試合をしているといった感じ。たまにまぐれで勝てるというだけ。
選手がいない、揃っていない、フロントを始めとしたスカウティング・補強がしっかり出来ていない、という事なのだろう。
期待の若手が育ってこない、、、というより、それだけの能力が備わっていない選手が多いからだと思う。
いかにも「小粒」というか、、、
ファンも期待できない布陣。
この戦力では誰が監督をやっても一緒という事なのだろう。
いくら立浪監督が必死になっても、如何ともしがたいというのが、ダメ中日ドラゴンズの現状なのである。
球団にあまり「お金」が無い、、、というのも根本的な問題なのだと思う。
「落合監督」時代に監督自身にかなりの高年俸を払っていたのが、球団経営の負担になっていたらしいし、あの頃はチーム成績も良かったため、各レギュラー陣の年俸も高騰しており、経営的に重荷になっていたらしい。
実際、数年後には、「赤字補填!赤字補填!」みたいな事が騒がれてましたからね。
更に、最近の新聞業界も昔のように稼げなくなっているようで、それも影響していると思う。
そういった「負の連鎖」が積もり積もって、この情けない現状に繋がっていると思うのだ。
だから、いっその事、球団を身売りしてはどうだろうか?
そうすれば、オリックスやソフトバンクのように資金力豊富になり、もっとレベルの高い選手を集める事が出来る。
「任天堂」とか「ソニー」とか、資本力の高い企業が球団経営してくれないかな?プロ野球チームは広告媒体としては魅力的ですよ!テレビやニュースでバンバン流れるので、いい宣伝効果が期待出来ますから。
まあ、そんな「絵空事」を言っていてもしょうがないけど、、、
根尾のピッチャー転向というのが、今は辛うじて期待できるぐらいなのかな?
それにしたって、結果論的に消去法のように流れ流れて行き着いたという「場当たり的副産物」のような感じに思えてならない、、、
今、そんな事ぐらいしか期待できないというのが「中日ドラゴンズ」の情けない現状なのである。