現在は、残念ながら終了してしまった太川陽介と蛭子能収の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」として、新たにリニューアルして継続しているようだが、1回も見た事がない。
何故なら、全然、別物だからである。
太川陽介と蛭子能収と、毎回違う「マドンナ」と称される女性ゲストが織りなす人間模様も面白味の一つだったと思うのだ。
あのコンビだったからこそ面白かったと思うのである。
まあ、バスの旅といってもバス路線の無い地域が多く、そこは歩かなければならないというルールがあるため、ほとんど”歩きの旅”みたいになっていて、それが高齢となった蛭子さんにとってはネックとなって終了したらしいのであるが、、、
実は、最初の頃はそこら辺のルールが曖昧で、結構タクシー移動もしていたらしい。(苦笑)
自分が見始めたのは、第13弾のマドンナ「田中律子」の回からである。
それまでは、やっていると何となく気にはなっていたけど、見ていなかったのだ。
ここで、全25回のコース、マドンナ、視聴率等をまとめたものを見てみよう。
*wikiからの引用です。
弾 放送日時 番組タイトル 出発地 目的地 マドンナ ロケ日 ルート 結果 行程・費用 DVD 備考[注 29] 1 2007年
10月20日
19:00 - 20:54にっぽん列島横断
ローカルバス乗り継ぎの旅[22]神奈川県
(横浜駅)富山県
(氷見駅)中島史恵[注 30] 2007年
9月11日 -
9月14日[† 1] 成功 乗継数:19本
走行距離:600 km未 12.7%・6位[注 31][23][注 32] 2 2008年
3月22日
19:00 - 20:54東海道 人情ふれあい珍道中
ローカル路線バス乗り継ぎの旅[24]東京都
日本橋京都府
(三条大橋)相本久美子 2008年
2月24日 -
2月27日[† 2] 失敗 乗継数:41本
交通費:19,710円未 15.3%・4位[注 31][25] 3 2008年
10月4日
19:00 - 20:54秋の北海道縦断!
ローカル路線バス乗り継ぎ
ふれあい旅[26]北海道
(函館駅)北海道
(宗谷岬)伊藤かずえ 2008年
9月8日 -
9月11日[† 3] 成功 乗継数:23本
走行距離:970 km
バス運賃:22,910円第3弾 9.9% 4 2009年
3月28日
19:00 - 20:54人情ふれあい珍道中! 春の山陽道
ローカル路線バス乗り継ぎの旅[27]京都府
(三条大橋)広島県
(宮島)根本りつ子 2009年
3月3日 -
3月6日[† 4] 成功 乗継数:37本
走行距離:580 km
バス運賃:18,380円未 8.4% 5 2009年
9月5日
19:00 - 20:54みちのく奥州街道 日光~松島
ローカル路線バス乗り継ぎ
人情ふれあい旅[28]栃木県
(日光駅)宮城県
(松島普賢堂)藤田朋子 2009年
8月11日 -
8月14日[† 5] 成功 乗車バス:27本
走行距離:360 km
合計運賃:13,760円未 11.1% 6 2010年
2月27日
19:00 - 20:54冬の奥州街道(松島~竜飛岬)
ローカル路線バス乗り継ぎの旅[29]宮城県
(松島普賢堂)青森県
竜飛崎山田まりや 2010年
2月1日 -
2月4日[† 6] 成功 乗車バス:31本
走行距離:600 km
合計運賃:16,350円未 11.7%・8位[注 31][30] 7 2010年
9月4日
19:00 - 20:54青森から新潟
ローカル路線バス乗り継ぎ
人情ふれあい旅[31]青森県
(青森駅)新潟県
(万代シティバスセンター)中山エミリ 2010年
8月10日 -
8月13日[† 7] 失敗 乗車バス:24本
走行距離:430 km
合計運賃:18,430円第4弾 10.6% 8 2011年
3月26日
19:00 - 20:54京都~出雲
ローカル路線バス乗り継ぎ
人情ふれあいの旅[32]京都
(三条大橋)島根県
(出雲大社)川上麻衣子 2011年
3月1日 -
3月4日[† 8] 成功 乗車バス:22本
走行距離:470 km
合計運賃:13,920円第1弾 8.6% 9 2011年
7月30日
19:00 - 20:54出雲~枕崎
ローカル路線バス乗り継ぎ
人情ふれあい旅[33]島根県
(出雲市駅)鹿児島県
(枕崎駅)芳本美代子 2011年
7月4日 -
7月7日[† 9] 成功 乗車バス:30本
走行距離:860 km
合計運賃:25,020円第2弾 9.2% 10 2011年
12月3日
19:00 - 20:54ローカル路線バス乗り継ぎ
人情ふれあい旅
~四国ぐるり一周~[34]徳島県
(徳島駅)徳島県
(鳴門海峡)遠藤久美子 2011年
11月15日 -
11月18日[† 10] 失敗 乗車バス:26本
走行距離:860 km
合計運賃:25,220円第2弾 11.0% 11 2012年
4月28日
19:00 - 20:54高松~伊勢
ローカル路線バス乗り継ぎ
人情ふれあい珍道中[35]香川県
(高松駅)三重県
(伊勢神宮内宮)いとうまい子 2012年
3月14日 -
3月17日[† 11] 成功 乗車バス:41本
走行距離:550 km
合計運賃:18,150円未 9.7% 12 2012年
9月1日
18:30 - 20:54ローカル路線バス乗り継ぎの旅
松阪~松本[36]三重県
(松阪駅)長野県
(松本城)加藤紀子 2012年
8月14日 -
8月17日[† 12] 成功 乗車バス:42本
走行距離:約430km
合計運賃:13,680円第1弾 2時間30分スペシャル[注 33]
12.8%・5位[注 31][37]13 2013年
1月5日
18:30 - 21:48ローカル路線バス乗り継ぎ
人情ふれあい旅
東京~新潟[38]東京都
(新宿駅西口)新潟県
(万代シティバスセンター)田中律子[注 34] 2012年
12月5日 -
12月8日[† 13] 成功 乗車バス:36本
走行距離:約450km
合計運賃:15,320円第7弾 3時間30分スペシャル
13.2%・4位[注 31][39]14 2013年
4月27日
18:30 - 20:54ローカル路線バス乗り継ぎ
人情ふれあい旅
名古屋~能登半島[40]愛知県
(名鉄バスセンター)石川県
(道の駅狼煙)森下千里 2013年
4月2日 -
4月5日[† 14] 成功 乗車バス:29本
走行距離:約600km
合計運賃:17,990円未 12.2%・4位[注 31][41] 15 2013年
8月31日
18:30 - 20:54ローカル路線バス乗り継ぎ
人情ふれあい旅
米沢~大間崎[42]山形県
(米沢駅)青森県
大間崎さとう珠緒 2013年
8月6日 -
8月9日[† 15] 失敗 乗車バス:24本
走行距離:約510km
合計運賃:16,890円第3弾 13.2%・5位[注 31][43] 16 2014年
1月4日
18:30 - 21:48ローカル路線バス乗り継ぎ
人情ふれあい旅
館山~会津若松[44]千葉県
(館山駅)福島県
(鶴ヶ城)ちはる 2013年
12月9日 -
12月12日[† 16] 失敗 乗車バス:26本
走行距離:約460km
合計運賃:15,450円第7弾 3時間30分スペシャル
13.0%・2位[注 31][45]17 2014年
4月26日
18:30 - 20:54ローカル路線バス乗り継ぎの旅
山口~室戸岬[46]山口県
(山口駅)高知県
(室戸岬)宮地真緒 2014年
4月1日 -
4月4日[† 17] 成功 乗車バス:33本
走行距離:約690km
合計運賃:19,680円第6弾 12.6%・8位[注 31][47] 18 2014年
9月13日
18:30 - 20:54ローカル路線バス乗り継ぎの旅
静岡・御殿場~新潟・直江津[48]静岡県
(御殿場駅)新潟県
(直江津駅)野村真美 2014年
8月19日 -
8月22日[† 18] 成功 乗車バス:27本
走行距離:約421km
合計運賃:14,520円第5弾 10.9%・10位[注 31][49] 19 2015年
1月3日
18:30 - 22:09ローカル路線バス乗り継ぎの旅
大阪城~金沢・兼六園[50]大阪府
(大阪城)石川県
(兼六園)マルシア 2014年
12月9日 -
12月12日[† 19] 成功 乗車バス:40本
走行距離:約430km
合計運賃:16,990円第4弾 3時間45分スペシャル
12.4%・4位[注 31][51]20 2015年
6月20日
18:30 - 20:54ローカル路線バス乗り継ぎの旅
北海道洞爺湖~知床羅臼[52]北海道
(洞爺湖温泉バスターミナル)北海道
(羅臼町)森尾由美 2015年
5月20日 -
5月23日[† 20] 成功 乗車バス:20本
走行距離:約1,120 km
合計運賃:27,150円未 9.5% 21 2015年
9月12日
18:30 - 20:54ローカル路線バス乗り継ぎの旅
紀伊半島ぐるり!
大阪 堺~三重 鳥羽[53]大阪府
(堺駅)三重県
(国崎町)高橋ひとみ 2015年
8月18日 -
8月21日[† 21] 失敗 乗車バス:28本
走行距離:約592km
合計運賃:19,530円未 9.4% 22 2016年
1月2日
18:00 - 21:00ローカル路線バス乗り継ぎの旅
水戸・偕楽園~長野・善光寺[54]茨城県
(偕楽園)長野県
(善光寺大門)南明奈 2015年
12月8日 -
12月11日[† 22] 失敗 乗車バス:26本
走行距離:約400km
合計運賃:10,710円未 3時間スペシャル
8.5%23 2016年
6月25日
18:30 - 20:54ローカル路線バス乗り継ぎの旅
宮崎・青島~長崎・グラバー邸[55]宮崎県
(青島)長崎県
(グラバー園)はいだしょうこ 2016年
4月12日 -
4月15日[† 23] 成功 乗車バス:21本
走行距離:約720km
合計運賃:22,070円第6弾 10.1% 24 2016年
9月24日
18:30 - 20:54ローカル路線バス乗り継ぎの旅
山口・錦帯橋~京都・天橋立[56]山口県
(錦帯橋)京都府
(天橋立鋼索鉄道府中駅)熊切あさ美 2016年
8月30日 -
9月2日[† 24] 成功 乗車バス:30本
走行距離:約510km
合計運賃:16,350円第5弾 9.0%
2019年10月16日、『太川蛭子の旅バラ』の差し替えで短縮版を放送。25 2017年
1月2日[注 35]
17:55 - 21:00ローカル路線バス乗り継ぎの旅
福島・会津若松~秋田・由利本荘[57]福島県
(飯盛山)秋田県
(由利本荘市)新田恵利 2016年
12月14日 -
12月17日[† 25] 失敗 乗車バス:21本
走行距離:約413km
合計運賃:14,500円未 3時間5分スペシャル
8.9%
こうして見てみると、はっきり言って「マドンナ」には、正直”薹の立った”女性タレントが多く(失礼!?)、まあ、4日間ものスケジュールを押さえられるタレントというのは、ある程度、暇な芸能人じゃないと無理だからというのもあるのだろう。
だから、マドンナを予想しようとしても当てるのは難しく、あっと驚くような人選が多かったように思う。「そう来ますか!?」みたいな(笑)
女性タレントの方でも、歩かなければならないという過酷な旅という事は分かっているので、きっとオファーしても断られるというパターンもあったのだろう。
基本的に、バラエティータレントという括りの女性芸能人が多いのだが、意外と女優さんも多かったのが特徴的。
女優の出演者としてカウントされるのは、相本久美子、伊藤かずえ、根本りつ子、藤田朋子、川上麻衣子、いとうまい子、宮地真緒、野村真美、高橋ひとみの9人ということになるだろう。(まあ、他にも女優とかバラエティーとか、カテゴライズするのが難しい人もいますが)
後は、最近、あまり見かけなくなったなあ、、、みたいな、いわゆる”ご無沙汰系”の女性タレントも多かったように思う。
例を挙げると、山田まりや、中山エミリ、遠藤久美子、森下千里、さとう珠緒、ちはる辺りであろうか。
この番組によって、”プチ再ブレイク”みたいな現象を起こした人もいたのでは?
次に視聴率に目を向けてみると、ゴールデンタイムの番組ではあるが、テレビ東京ということを考慮すると平均的に10%を越えているのがやはり素晴らしく、人気番組であったことが伺える。
第1回、第2回と12%超え、15%超えと来て、その後はやや低迷するが、10%前後は取っていて、第12回からスペシャル放送として放映した頃から本格的に人気化した感じである。実際、自分も楽しみに見始めた頃とちょうど重なっている。
本格的なブームが到来し始めた頃と言えるのだろう。
そこから第19弾までは、結構いい視聴率を叩き出しているが、その後は一桁台が続いていて、やや飽きられ始めていたのかもしれない?
「旅をすると人の本性が出る」とは、よく言われる事だが、この番組でもそれぞれのマドンナで色々な部分が見え隠れしていて面白い。
旅をする中で、マドンナが様々な困難や苦労を乗り越えて頑張る”けなげさ”や”負けず嫌い”な面が垣間見えたりして、意外な魅力を発見して応援したくなるのである。
また、太川・蛭子のコンビを中和するかのようないい意味で”緩衝材”のような存在になったりするのが「マドンナ」の役割なのだ。
大体は蛭子能収のいい加減さや自由奔放さ、傍若無人ぶりに呆れ、太川陽介についていくというパターンが多いのであるが、、、(苦笑)
そんな中でも、これは素晴らしい!!という人間性を発揮したマドンナもいれば、これはひどい!!というようなマドンナもいた。
そこで、独断と偏見でマドンナのベスト3とワースト3をランキングしてみたいと思う。あくまで自分の意見なので悪しからず!?
<ベスト3>
第3位:遠藤久美子
意外と、天然ボケ的なところがあって可愛かった。
太川・蛭子コンビがギスギスしないような雰囲気を醸し出してましたね。
この人もご無沙汰系なのですが、昔の元気いっぱいな頃はあまり好きではなかったが、大人っぽくなっており、旅を通して意外な魅力を発見できた感じ。
第2位:さとう珠緒
相変わらずのぶりっこな感じなのだが、このキャラが意外と過酷な旅の中で癒し系な感じなのである。
万歩計を持ってきて過酷な歩きも頑張ってけなげに歩き続けました。
この人も太川・蛭子のギスギス感を中和させてくれている感じでしたね。
第1位:宮地真緒
はっきり言って、シリーズ史上一番過酷な歩きを体験したと思いますが、けなげに頑張り通しました。
性格的にも良くて、嫌な感じがまったく無いのである。
いわゆる”いい子”って感じ!
さりげない気遣いや心配りが出来ているっていうか、人間性が一番良かったと思うのである。素晴らしい!!
<ワースト3>
第3位:藤田朋子
悪い意味でポジティブすぎるっていうのか、、、?
マイペースな言動で引っ搔き回す感じ。
蛭子能収とも言い合いみたいになり、和を乱す存在に。
元気さが空回りして浮いている感じ。クスリでもやってんじゃねえのか!?っていうハイテンションぶりに引いてしまう(苦笑)
第2位:マルシア
第一にこの旅のルールを理解していない。
弱音・文句を吐き過ぎ。
ワガママな言動が目立つ。それでいて最初の頃はハイテンション過ぎ。
覚悟もなく、なんとなく出演依頼を受けたのだろう。
第1位:新田恵利
最終回にして史上最悪のマドンナを招聘してしまったという、テレビ東京にとって痛恨の極みとも言うべき大失態!!
結果的にこれまでの放送をすべてを無にするという愚人だったのでは、、、!?
素人おばちゃんみたいな見た目がどうこうという事は言うまい、、、しかし、、、しかし、、、
しかし、この人も文句多すぎ。雰囲気悪すぎ。
きっと最終回を汚してしまったという自覚もないのだろう。
「終わり良ければすべて良し」じゃなくて「終わり悪くてすべて悪し」。ファンの気持ちはモヤモヤしたまま終幕を迎えてしまったのである。
色々書いたが、この「太川・蛭子のローカル路線バス乗り継ぎの旅」のファンであることに変わりはない。
DVDも肖像権等の問題があるのか、なかなか全作は映像化できないようで、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」なんてもうやらなくていいから、「太川・蛭子」版の再放送でもしてほしいと願う今日この頃なのである。